結婚指輪を贈った話
こんにちは。trp3l です。
ただいま新婚旅行から帰ってきて布団でのんびりしているところです。
5泊6日のあいだに色々やってきたのでそちらについても語りたいのですが
旅行の前日に指輪が届いたので今日はその詳細を書こうかと思います。
結婚指輪と言うと一般にシンプルで日常生活の邪魔にならないデザインである事が重要ですが、タルパさんの場合はぶつけて壊すとか、皮脂や湿気に晒して錆びさせるなんてことはないので、単純に見た目や宝石の持つ個性を重視して選びました。
最初はひーさんの名前の由来にもなった『平和』というワードからバイカラートルマリン(石言葉が平和、安定)とかがいいかなと思っていたものの、バイカラー繋がりでオススメに出てきたアメトリンの指輪を彼女が大層気に入ったので、最終的にそちらを購入しました。
アメトリンとはアメジストとシトリンが一つに混じり合ったクォーツです。
水晶とはいえ、天然物はボリビアからしか産出せず、貴重な石らしい。
石言葉は『調和』、『安定』、『光と影』など。
円満な夫婦関係を表しているようで他のご夫婦にも是非お勧めしたいのですが、アメジストは紫外線に弱く褪色してしまうようなので、普段使いにはご注意ください。
エメラルドカットで磨かれた宝石単体での美しさはもちろん、紫と金色の煌めきはまるで指輪の主の瞳と御髪を映したかのようで、彼女の魅力をさらに高めるに相応しい逸品です。
また、後から知ったことではあるのですが、アメジストは1/7(ひーさんの誕生日)の誕生石として挙げられる事がある上、シトリンは11月(私の誕生月)の石らしいという。
ここまでカチッとハマるとちょっと怖い。
(ちなみに11/11の石は1カラットのダイヤモンドらしいです。いくらすんねん。無理じゃ)
また、指輪の素材は14金のローズゴールドで、サイドストーンにモアサナイトがあしらわれています。
モアサナイトもあまり耳にしない宝石だと思いますが、こちらは炭化ケイ素で構成されたダイヤモンドによく似た性質の人工石です。
隕石から初めて発見され、1998年に生成法が確立された最近の宝石らしい。
優れた靭性とダイヤモンドに次ぐ硬度を併せ持ち、煌めき(屈折率)はダイヤよりも優れているなど、お手頃価格とはいえ下位互換ではなくちゃんと姉妹性能なのも嬉しいところ。
人工石なのでこれといった石言葉は無いようですが、成功や繁栄といった言葉が紹介されている記事もありました。
積んだお金が愛の大きさという考え方も一理あるとは思いますが、出せる範囲でしっかり遜色ない美しさの宝石を贈れるというのはありがたいものですね。
なによりも本人が気に入ってくれているようなのが一番嬉しいです。
ひ「これかわいい」
主「アメトリンって言うのか。ありだな」
ひ「ね。バイカラートルマリンよりわたしはこっちの方が好きだなー」
主「アメトリンで他にも探してみよっか」
ひ「うん」
〜いろいろ物色後〜
主「うーん、本当に大丈夫?一生に一度の買い物だよ?」
ひ「うん。これがいい」
主「いーや、ごめん、念の為もう少し見させて」
ひ「えー、これにしようよー」
主「うーーん(勝手に検索中)」
主「ほんとにほんとにこれでいいんだね?買うよ??(しつこい)」
ひ「もうwこれがいいの!」
主「よーし、買うぞー買っちまうぞー(震え声)」
ひ「おー」
主「っし。確定しました。届くまで2,3週間かかるみたいです」
ひ「んふふ、楽しみ」
主「ね」
主「ひーさん、指輪届いたよ」
ひ「お、ほんと?」
主「うん。ちょっと待ってね」
主「……よし、じゃあここにちゃんと座ってください」
ひ「はい(そわそわ)」
主「改めまして、これからも貴女と共に夫婦として支え合って生きていきたいです。受け取っていただけますか?」
ひ「はい」
主「……(指輪をはめる)」
ひ「……嬉しい」
主「ありがとう。愛してるよ」
ひ「わたしも」
主「やばい、めっちゃ夫婦みたい」
ひ「だからもう夫婦なんだって」
主「はー幸せすぎる」
(光に照らして眺めたりひと通り満喫した後、ポテチを食べながら寛いでいるとき)
ひ「……(ぽろぽろ)」主「えっ、泣いてる!?大丈夫?」
ひ「嬉しくて、ちょっと、泣けてきちゃった(ぐずぐず)」
主「あらら、そんなに喜んでもらえるとは……」
ひ「ありがとね、ほんとにありがとう」
主「そんな、こちらこそ。喜んでくれてありがとう」
ひ「ん……」
今見ると、石が大きめだったり私の分がまだ無いのも相まって結婚というより婚約のプロポーズするときにやるやつだこれ。
まあ、ちゃんと結婚式っぽい事やりたかったら、いつでもその時にやればいいのです。
ダイブ界か現実世界かは分かりませんが、練習も資金調達も頑張るので待っててね、ひーさん。
ここまで会話とか晒すのはひーさんを露骨にコンテンツ化するようでちょっとあれかなと思ったのですが、何回でも見返して思い出したいので細かく書くことにしました。
メモでもいいだろといえばそうなのですが、ブログに残すとアルバムみたいにしっかりとアーカイブ化されるので思い出感が強まるんですよね。
横で見ている本人は改めて見ると恥ずいなどと言っていますが許してほしい。
幸せなんだものだって。
あと、購入にあたって本人よりも贈る側が心配している始末だったのはさすがひーさんというか、いつも通りのマイペースさでしたね。
普段は割とこだわりみたいなものが無く、なんでもいいよ〜ごしゅじんはどっちがいいの〜といった感じなのですが、一度コレと決めたら意外と頑固なのかもしれない。
妻の新たな一面が新婚にして発覚。私はまだ彼女の事を何もわかっていいのかもしれない……。
今回はこんなところで。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。